日本の住宅に比べて住みにくかった点の一つはまず

窓に網戸がなかった点です。

ロンドンの夏は、湿度が少なく過ごしやすいですので、長野市の工務店が設計したマイホームに住みました。

住宅にはクーラーがほとんどついていません。

暑い日は年に10日もないのでクーラーは必要ありません。

暑い日が来た時には、窓を開けたりしますが

網戸がなく、かなり高い階(6階)でも虫が入ってきます。

また窓は二重窓が多いのですが、立て付けが悪い窓が多いのか

二重窓の内側に水がたまっていたり、曇っていたりして

外が見えない場合もあります。

またすべての立て付けが悪く、ドアがしまらなかったり、フローリングに

隙間があいていたりすることもしばしばあります。

入る前に直すようにお願いしますが

あまり真剣にとらえられません。

大工さんなどは、出稼ぎの人も多く、日本のような緻密な仕事をする人は

ほとんどいません。

日本で建てる注文住宅と違って住むことができればいいという感覚です。

建物はほとんどが古いので、ねずみ被害がある場合も多くあります。

新しいフラットなどでも、隙間があいていたりすることもしばしば

見受けられます。